Beauty from your hands - Soie

Hand Beauty Journal手の美容の基礎知識

30代の手の美容、仕事と家事で増える水と摩擦

三十代の手は、仕事・家事・育児で手洗いと水仕事の回数が一気に増え、一晩では戻らない乾燥が定着しやすくなります。皮脂膜を奪う水と摩擦という負担を整理し、日中はベタつかない手の美容液を回数で、夜はクリームを重ね、水仕事には手袋を。忙しい毎日の中で続けられる三十代のハンドケアを Soie がまとめました。

三十代になって変わるのは、手そのものより、手の使われ方です。仕事の責任が増え、家庭では料理や洗濯の量が増え、子どもがいれば手洗いの回数は一気に跳ね上がります。手は二十代のころと同じ皮膚のまま、二倍も三倍も働くようになります。

その結果として起こるのが、乾燥の「定着」です。以前なら一晩眠れば戻っていたかさつきが、朝になっても残る。指の関節が白く粉をふく。気づいたときには、手荒れが日常の風景の一部になっています。

年代別に手の美容を考えるこのシリーズの二本目では、三十代の手に増える水と摩擦という負担を整理し、忙しさの中でも続けられる手入れの形を考えます。

増えるのは、水と摩擦

三十代の一日を、手の側から眺めてみます。朝、哺乳瓶や弁当箱を洗う。通勤の途中で消毒液を手に取る。職場では一日中キーボードとスマートフォンに触れ、書類の端で指先をこする。帰宅して手を洗い、夕食をつくり、食器を片づけ、子どもと一緒にもう一度手を洗う。

ひとつひとつは小さな動作です。けれど、手洗いと水仕事は皮脂膜を洗い流し、アルコールは水分を奪い、紙や布との摩擦は角質を削ります。手の甲は皮脂が少なく皮膚が薄いため、こうした負担がそのまま乾燥として現れやすい部位です。

子どもがいる暮らしには、独特のリズムがあります。食事の前と外出のあとに手を洗い、小さな手のために選んだ石けんで自分の手も洗い、いちばん近くにあるタオルで急いで拭く。おむつ、入浴、一日に三度のテーブル拭き。子育てとは、とりわけ大量の水のことでもあります。

二十代の手が受けていたのは、おもに紫外線と季節の乾燥でした。三十代の手に新しく加わるのは、回数です。一日に十回を超える手洗いと、数えきれない摩擦。負担の種類が変わったのに、手入れの形が変わっていないことが、この年代の手荒れの背景にあります。

乾燥が定着するということ

健康な手肌は、洗ったあとに失われた潤いを、時間をかけて取り戻します。ところが洗う間隔が短くなると、取り戻す前に次の洗浄が来ます。角質層の水分とそれを覆う皮脂膜のバランスが崩れたまま一日が終わり、翌日も同じことが繰り返される。これが、乾燥が定着するという状態です。

ここで大切なのは、洗う回数を減らすことではありません。衛生のための手洗いは、減らせないからです。変えられるのは、洗ったあとの数十秒です。手が乾いた直後に潤いを足すという一手を、洗う回数と同じだけ繰り返す。Soie が「洗う→潤す」を一つの習慣として語るのは、この年代の手にこそ当てはまります。

水仕事の多い方の手を守る具体的な工夫は 水仕事と手を守るコツ にまとめています。ここでは、三十代の暮らしの中で保湿の回数を増やすための仕組みを中心に書いていきます。

日中は、ベタつかない保湿を回数で

忙しい日中に手入れが続かない理由は、たいてい「塗ったあとに何かに触れられない」ことです。油分の多いクリームを塗った手では、キーボードも、子どもの服も、スマートフォンも扱いにくい。そこで塗るのを後回しにし、夜までそのまま、という流れになります。

日中に向いているのは、水分と美容成分を主体にした、さらりとなじむ剤型です。手の美容液(ハンドセラム)はその代表で、塗った直後に仕事に戻れます。量はパール粒一つから二つ。手の甲に取って両手を合わせ、指の間と爪まわりまで広げるだけで、三十秒もかかりません。

消毒液についても触れておきます。目に見える汚れがなければ、石けんと流水での手洗いを繰り返すより、保湿剤入りの手指消毒を優先するほうが手荒れを起こしにくいとされています。どちらの場合も、乾いたあとに潤いを足すことに変わりはありません。

続けるためのこつは、置き場所です。台所の窓辺、職場の机、鞄の内ポケット。手を洗う場所と手を使う場所のそれぞれに一本ずつ置いておくと、「取りに行く」という手間がなくなり、塗る回数は自然に増えます。

夜と手袋、二つの助け

日中を回数で支えたら、夜はひと手間を足します。入浴後の清潔な手に美容液をなじませ、乾燥が強い日はその上からお手持ちのハンドクリームを重ねます。順番は、水分を主体にした美容液が先、油分で乾燥を防ぐクリームが後です。

手袋は、三十代の手にとって大きな助けになります。食器洗いや浴室の掃除では、お湯と洗剤が皮脂膜を奪うため、手袋をするだけで負担が大きく変わります。手荒れがひどい夜は、保湿したあとに綿の手袋をして眠るのもひとつの方法です。手袋は手が完全に乾いてからはめ、パウダーフリーのものを選ぶと刺激が少なくなります。

紫外線についても、忘れずに。子どもの送り迎えや買い物で、手の甲は思いのほか日に当たっています。毎朝、顔に塗る日焼け止めを手の甲にも伸ばし、外で長く過ごす日は塗り直す。手の甲のシミの多くは紫外線によるものとされ、予防の基本は日々の塗り直しです。

Soie が三十代の手に提案すること

Soie の エンライトハンドセラム は、手のためだけに設計した美容液です。EGF・KGF(整肌成分)とセラミド5種・ペプチド類(保湿成分)を配合し、ベタつきを残さずさらりとなじむので、手洗いのたびに使っても仕事や家事の妨げになりません。30mL のボトルは、台所にも机にも鞄にも収まります。

三十代の手の美容は、特別なことを足すより、すでにある動作に一手を添えることです。洗ったら、潤す。これからの十年を働き続ける手に、その数十秒を渡してあげてください。

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