Beauty from your hands - Soie

Hand Beauty Journalハンドセラム

ハンドセラムの爪まわりへの塗り方、最後の十秒の手順

ハンドセラムの使い方の最後は、爪まわりを軽く押すようになじませる工程です。この十秒が、指先の印象を決めます。爪の根元と側面のどこに、どれだけの量を、どの指の動きで届けるか。ささくれが気になるとき、ネイルをしているときの塗り方の違いまで。手の美容液を爪まわりに使う手順を Soie が細かく書きました。

手の美容液の使い方は、手の甲に取り、両手に広げ、すり込み、指の間へ、と進み、最後に「爪まわりを軽く押すようにマッサージする」で終わります。多くの人がこの最後の一行を読み飛ばします。手の甲がしっとりすれば、塗り終えた気がするからです。

けれど人の視線が集まるのは、手の甲の広い面より、指先です。グラスを持つ指、画面を指す指、名刺を差し出す指。爪のまわりが乾いてささくれていれば、手の甲がどれほど整っていても、印象はそこで決まります。この記事では、使い方の最後の十秒だけを取り出して、爪まわりへの塗り方を細かく書きます。

爪まわりは、なぜ乾きやすいのか

爪の根元を覆う甘皮と、爪の両側の皮膚は、手の中でもとりわけ乾燥しやすい部分です。指先はものに触れる回数がもっとも多く、水仕事や手洗いで濡れ、紙や布でこすられ、乾いた空気にさらされています。しかも面積が小さいため、手の甲に塗った美容液は、意識しなければここまで届きません。

乾いた甘皮はかたくなり、めくれてささくれになります。ささくれを引っ張れば、そこから周囲が荒れます。爪まわりの手入れの基本は、乾かさないこと、そして引っ張らないこと。このふたつを支えるのが、毎回の塗り方の最後の十秒です。

指先は、手の中でもっとも早く乾き、もっとも遅く潤う場所だと言えます。手の甲に塗った潤いが届きにくく、届いても次の手洗いでまず流れるのが指先だからです。だから爪まわりには、「ついでに」ではなく、順序の中に置かれた専用の十秒が要ります。

最後の十秒、指の動きで書く手順

  1. 手の甲と指の間になじませ終えた段階で、手のひらや指の腹に残っている美容液を確かめる。残りが少なければ、ほんの半粒を片方の手の甲に足す。
  2. 反対の手の親指の腹を、爪の根元に当てる。甘皮の上を、爪の生え際に向かって軽く押す。こすらず、押して離す。
  3. 親指と人さし指で指先を挟み、爪の両側の溝を根元から先端へなでる。片側ずつ、一往復。
  4. 五本すべてに同じ動きを行い、もう片方の手に移る。
  5. 最後に、両手の指先を軽く合わせて、残った美容液を指の腹どうしでなじませる。

一本の指に二秒、片手で十秒ほどです。急がず、押して離す、なでる、の二つの動きだけで足ります。力は要りません。甘皮を押し戻そうとしたり、爪の下に美容液を入れようとしたりする必要もありません。

量と頻度、ささくれがあるとき

爪まわりに使う量は、手全体に使った残りで十分です。朝の一粒でも、夜の二粒でも、最後に指先へ送るぶんが残るように広げます。足りなければ半粒を足しますが、爪まわりだけに多く塗る必要はありません。多すぎると爪の表面に膜が残り、スマートフォンの画面に指紋がつきます。

頻度は、手全体と同じで「塗るたびに」です。特に夜は、指先が何にも触れない時間が続くので、十秒を少し長くして一本ずつ丁寧に押します。ささくれがあるときは、引っ張らず、清潔な爪切りや小さなはさみで根元から切り、そのあと美容液を軽く押すようになじませます。赤みや痛みが続く場合は、皮膚科医に相談してください。

この十秒は、鏡を見なくてもできます。電車の中、会議の前、信号待ち。手の甲に塗る動作は人目を引きますが、爪の根元を親指で押す動作は、ほとんど気づかれません。日中に塗り直せない場面でも、爪まわりだけなら続けられます。

ネイルをしている指先、していない指先

ネイルをしていても、爪まわりの皮膚は同じように乾きます。むしろ、ネイルがきれいなほど、その周囲の乾いた甘皮が目立ちます。塗り方は変わりません。爪の表面ではなく、根元の甘皮と両側の溝に美容液を届けます。ベタつかない剤型であれば、ネイルの表面に膜が残ることもありません。

ネイルをしていない指先は、爪そのものの表面にも薄くなじませて構いません。爪の縦の筋や欠けは、濡れた状態が長く続くことや、手袋なしで洗剤に触れることと関係があるとされています。爪まわりを潤すことと、濡れたままにしないことは、対になる習慣です。手の甲から指先までの使い方の全体は ハンドセラムの使い方ガイド にまとめています。

Soie のハンドセラムでは

Soie の エンライトハンドセラム は、爪や指先までケアできる処方として設計し、使い方の最後の工程に爪まわりのマッサージを置いています。ジメチルスルホンやスギナエキス(整肌成分)、加水分解ケラチンが、指先の清潔感のある印象を支えます。ベタつきを残さないので、指先になじませた直後に画面やキーボードに触れられます。

最後の十秒を省かないこと。手の美容液の使い方のうち、いちばん短く、いちばん見られている工程が、爪まわりです。

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