Beauty from your hands - Soie

Hand Beauty Journal毎日の習慣

通勤と手、電車とハンドルと自転車の往復で乾く理由

家を出てから席に着くまでの四十分で、手は何に触れているでしょうか。つり革や手すり、鞄の持ち手の摩擦、ハンドルやサドルの上で受ける日差し、駅や入口の消毒液、朝の冷え。通勤の往復で手が乾く理由を場面ごとに辿り、出発前の日焼け止めと到着後の洗う→潤す、手袋の季節の備えまで、Soie がまとめました。

家を出てから職場の席に着くまでの四十分で、手は何に触れているでしょうか。玄関の鍵、鞄の持ち手、改札、つり革、エスカレーターの手すり、ビルの入口の消毒液、エレベーターのボタン。思い出せるだけでも、片手では数えきれません。

通勤は、手にとって一日でいちばん外気と人の往来にさらされる時間です。しかも朝と夕方、二度あります。職場に着いたときに手の甲がかさついているなら、原因の多くは机の上ではなく、そこへ辿り着くまでの道のりにあります。

この記事では、電車、車、自転車という三つの通勤の場面ごとに、手が乾く理由を辿り、出発前と到着後に分けた二つの手順と、季節の備えをまとめます。

つり革、手すり、鞄の持ち手

電車通勤の手は、ずっと何かを握っています。つり革を握る手のひら、手すりに添える指、重い鞄を提げたまま吊り革と持ち替える手。握る動作は手のひら側の摩擦ですが、揺れに耐えて力を込め続けることで、指の関節は曲げ伸ばしを繰り返し、手の甲の皮膚も引っぱられます。

鞄の持ち手は、見落とされがちな摩擦の源です。革や布の持ち手が指の付け根を同じ場所で擦り続け、重さが増すほどその負担は大きくなります。片方の手ばかりで持つ癖があると、その手だけ荒れやすいことに気づく方もいます。

手の甲は皮脂が少なく皮膚が薄いため、摩擦の影響がそのまま乾燥やざらつきとして現れます。通勤の摩擦は避けられませんが、重い荷物を左右で持ち替える、持ち手に布を巻くといった小さな工夫で、同じ場所への負担を分散することはできます。

ハンドルとサドルの上の日差し

車で通勤する方の手は、フロントガラス越しの日差しを毎日受けています。ハンドルを握る手の甲は、顔よりも日に近く、ほとんど動かない。運転中の日差しに注意が必要だとされるのは、そのためです。自転車通勤なら、グリップを握る手の甲は、日傘も帽子も届かない場所にあります。

顔には毎朝塗っていても、手まで日焼け止めを塗る人は多くありません。手の甲のシミの多くは紫外線によるものとされ、光老化のもっとも一般的なサインのひとつです。秋や冬の低い日差しも、運転中の手には横から届きます。

目安は、SPF30 以上で紫外線 A 波と B 波の両方を防ぐタイプを、毎朝、家を出る前に手の甲まで塗ること。屋外で過ごすときは二時間ごとの塗り直しが勧められています。手は洗うたびに日焼け止めが落ちるので、帰りの通勤前にもう一度塗ると、往復の両方に備えられます。

入口の消毒液と、朝の冷え

駅の改札、ビルの入口、オフィスの受付。通勤路には消毒液のポンプが点在し、その前を通るたびに手は乾いていきます。手指消毒は必要なことですが、乾いたあとに何も補わなければ、手の潤いは目的地に着く前に失われます。

目に見える汚れがなければ、保湿剤が配合された手指消毒を優先するほうが、繰り返しの手洗いより負担が少ないとされています。アルコールが刺激になる方は、アルコールを含まない消毒薬という選択肢もあります。いずれの場合も、乾いたあとの保湿を一対にしてください。

朝の冷えも見逃せません。冷えた手は血流が滞り、くすみや乾燥が進みやすいと言われています。駅まで歩く十分間、ポケットに手を入れるか、手袋をするか。それだけで職場に着いたときの手の色が変わります。

出発前と到着後、二つの手順

通勤の手を守る手順は、出発前と到着後の二つに分けると覚えやすくなります。出発前は、洗面所で手を洗い、美容液をなじませ、その上から日焼け止めを手の甲まで塗る。ベタつかない美容液であれば、鍵や鞄にすぐ触れられます。

到着後は、席に着く前に手を洗い、押さえるように拭いてから、美容液をパール粒一つから二つ、手の甲に取ってなじませる。通勤で触れたものを落とし、失われた潤いを補ってから一日を始めます。机の引き出しか鞄の中に 30mL ほどの小さなボトルを置いておけば、手順は一分で終わります。

帰路は、その逆です。退勤前に塗り直した日焼け止めは、帰宅後の手洗いで落とし、夜の手入れにつなげます。往路と復路で同じことを繰り返すだけで、通勤の負担は一日の終わりに残りにくくなります。

手袋の季節

十月も半ばを過ぎると、朝の空気が冷たく感じられる日が増えます。手袋は冷えから手を守るだけでなく、つり革や手すりとの摩擦、ハンドルの上の日差しからも手の甲を遠ざけてくれます。通勤の手にとって、手袋は一枚で三役を担う道具です。

はめるときは手がすっかり乾いてから。美容液をなじませた直後にはめると蒸れやすいので、少し時間を置きます。素材は肌あたりのやわらかいものを選び、スマートフォンを操作するたびに外さなくて済むものにすると、手袋をする習慣そのものが続きます。

通勤の手は、誰にも見られていないようでいて、吊り革を握る隣の人、受付で名刺を渡す相手の目に、一日の最初に映る手です。洗うたびに潤う モイストフレグランスハンド&ボディソープ と、ベタつかずさらりとなじむ エンライトハンドセラム は、Soie がその往復のために用意している二つの道具です。明日の朝、玄関を出る前の一分から始めてみてください。

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