Beauty from your hands - Soie

Hand Beauty Journal成分とやさしさ

敏感肌と香りのあるハンドケア、選ぶときの目安

「香り付き」の表示だけで棚に戻してしまう。敏感肌の方にはそんな経験があるかもしれません。刺激を感じる製品は避けるという基準、香りの有無と強さは別だという整理、セラミドのようにバリアを支える成分、腕の内側で少量から試す順序。Soie の製品はすべて香り付きで無香料はありません。その前提で、選ぶときの目安をまとめました。

「香り付き」という表示を見ただけで、棚に戻してしまう。敏感肌の方には、そんな経験があるかもしれません。一度でも刺激を感じたことがあれば、香りのあるものを避けるのは自然な判断です。

けれど、香りの「有無」と「強さ」は別のことですし、刺激の原因が香料だったのか、アルコールだったのか、別の成分だったのかも、ひとくくりにはできません。避け続けるうちに、手に使えるものがなくなってしまう、ということも起こります。

この記事では、敏感肌の方が香りのあるハンドケアを選ぶときの目安を整理します。先に申し上げておくと、Soie の製品はすべて香り付きで、無香料のものはありません。その前提で、正直に書いていきます。

刺激を感じたら避ける、という単純な基準

敏感肌のハンドケアで、まず大切にしたい基準は単純です。肌のバリア機能が低下しているときは、合わない成分に繰り返し触れると刺激が長引くことがあります。香りの強い製品やアルコール濃度の高い製品で刺激を感じる場合は、それを避ける。これが出発点です。

そのうえで、何を選ぶか。セラミドのように、肌のバリア機能を支えるとされる保湿成分を含むものを選ぶとよいとされています。セラミドは角質層の水分を抱え込む皮脂膜のはたらきを支え、乾燥やカサつきを防ぐ保湿成分として知られています。

もうひとつ、注意したいのが使いすぎです。油膜で乾燥を一時的に抑えるタイプの製品は心強いものですが、そればかりに頼ると、肌が自ら整う力を支えるという視点が抜け落ちます。保湿成分で潤いを与えるものと、油分で守るものを、場面で使い分けることが勧められています。

香りの「有無」と「強さ」は別のこと

香りのある製品を避けてきた方に、ひとつ知っておいていただきたいことがあります。香りには、部屋に広がるものと、手元にとどまるものがあります。香水のように空間へ広がるよう設計された香りと、手を近づけたときにふわりと感じる程度に設計された香りとでは、肌に残る香料の量も、感じ方も違います。

Soie の香りは後者です。手元で楽しむ香りとして設計されており、香水のように強く広がるものではありません。それでも、香料は香料です。敏感肌の方に「大丈夫です」と言い切ることは、私たちにはできません。刺激を感じた経験がある方は、次の節の順序で、ご自身の肌で確かめてください。

無香料の製品を探している方には、Soie は選択肢になりません。それを曖昧にするより、はっきりお伝えするほうが、敏感肌の方には誠実だと考えています。

初めての一本は、腕の内側から

初めて使う製品や、肌が敏感なときには、いきなり手の甲全体に塗らず、腕の内側などの目立たない場所で少量から試すことをお伝えしています。一日か二日、様子を見て、赤みやかゆみ、刺激がなければ、手の甲の一部へ、それから全体へと広げていきます。

腕の内側で試すことは、形式ではありません。一時間で判断せず、一日か二日、同じ場所に少量を続けて、様子を見てください。短く切り上げた試用は、最初の数分がうまくいったことしか教えてくれません。

使っている途中で赤み、かゆみ、刺激などの異常を感じた場合は、使用を中止してください。合わないものを我慢して使い続ける理由は、何もありません。気になる症状が続く場合は、皮膚科医に相談してください。

全成分は、各商品ページに記載しています。過去に刺激を感じた成分が分かっている方は、先に成分欄を確認してから試すと、無駄な遠回りが減ります。

家族で同じボトルを使うとき

敏感肌の方の洗面所には、家族の手もあります。子どもの手、肌の強い家族の手。同じボトルを使えるかどうかは、暮らしの中では実際的な問いです。

Soie の製品は、敏感肌の方やお子様にも使えるやさしい処方で、肌質や年齢、性別を問わずお使いいただけるよう設計しています。ただし、やさしい処方であることと、すべての人に合うことは同じではありません。家族であっても、肌は一人ひとり違います。初めての一本は、それぞれが腕の内側で試す。合わない人がいれば、その人は使わない。それだけのことを守れば、一本のボトルを家で共有できます。共有しやすいハンドソープは洗面所に、美容液はそれぞれの手が伸びる場所に。分けるところは分け、共有できるところは共有する。その按配は、家ごとに違ってよいものです。子どもと一緒のハンドケアについては、敏感肌の方と、子どもと一緒のハンドケア にも書いています。

Soie の考え方

Soie の エンライトハンドセラム は、セラミドEOP・NG・NP・AG・AP の5種のセラミド(保湿成分)と EGF・KGF(整肌成分)、ペプチド類(保湿成分)を配合した、手のためだけの美容液です。全成分の95%以上は天然由来ですが、天然由来だから刺激がない、とは私たちは言いません。香りは専属の調香師によるもので、手元で楽しむ程度の強さに設計しています。

敏感肌の方に Soie が約束できるのは、成分を隠さないこと、香りの設計を正直に伝えること、そして合わない場合は使用を中止していただくことを先に申し上げることです。香りのあるハンドケアを選ぶかどうかは、その情報を手にしたうえで、ご自身の肌に聞いてください。ほかの疑問は 手の美容 Q&A にまとめています。

Soie